4. カタカムナ文字について

カタカムナ文字とは、カタカムナ文化とは

この文化・起源は未知で定かでないが、この考え方が私には新鮮でした。
カタカムナ文書は、1949年 当時 科学者であった楢崎皐月氏によって
発見され、研究の末 その文字の解読されたといわれる言葉の文書です。
兵庫県六甲山系金鳥山付近で、平十字という人が、変わった巻物を持っていて
それを見て、書き写し 解読したとの事。
その内容を「相似象学会誌」としてまとめられ、それがカタカムナ研究の
原典になったそうです。
最終的にカタカムナ文字は、48音に分類されました。
カタカムナ文字では、1文字で「ミコト」=命 と読む文字などがあるなど
1文字で複数の読み方をする文字もあります。非常に変わった文字です。
思念読み表等は、
「カタカムナ 言霊の超法則 」(吉野信子著)をご覧ください。

思いが言葉をつくり、言葉は現象化する。
この考え方は、後で述べる言霊(ことだま)に通じる所があります。
「カタカムナ」という目に見えない生命エネルギーの循環する構造が
すべての生命、すべての物体、そして すべての現象の基本構造です。
これが、言霊であり、生命体から放出される言霊が 現象界に実体として
表す力・エネルギーになるのである。
好むと好まざるとに関わらず、放射されたエネルギー すなわち自分の心
あるいは、自分の口から発せられた言葉が、解き放されるとき
現象世界に振動を与え、具現化を引き起こすと言っています。
「カタカムナ」は、自分の感ずる心の中にあり、「今」をどう感じて
どう思うかが震源となり、現実の世界に共振現象を起こし
実際の現象として現れるのであると言っています。

言葉に宿る「思念」「エネルギー」といったものを解き明かしていくことで
私たちが普段何気なく話している言葉、あるいは 身近な人や物の名前、
それに社会現象や歌・物語に至るまで、そこに秘められた意味を知り、
本質がなんであるかを突きとめることができる一つの方法である。
言葉には、物や人、現象などにつけられた言い方ですが 名前も自分という
人間を特定する言葉です。
他の言葉が、思念読みで読み解け、その本質が分かるのであれば 人の名前も
思念読みで読み解けば、その人の生きている使命が 分かるはずである。
カタカムナウタヒの 5首,6首には、日本語の「ヒフミ48音」の
歌が次のように書かれています。

ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト
アワノスヘシレ カタチサキ
ソラニモロケセ ユヱヌオヲ
ハエツヰネホン (カタカムナ)

この詳細説明については、ここでは割愛します。
ただし、機会があれば後日説明したいと思います。

氏名 = 使命  同音異義語は、振動数が同じなので実は同じ本質を
持っています。
円 = 縁 なども 同じです。
これは、中村天風思想とも 通ずるところがあると私は思います。

自分の心の在り方と宇宙と繋がり、交信し、それが自分の心の あり方で、
言葉となり発せられ、それが言霊(ことだま)となり 現象界に振動を与え、
具現化される。
これは古事記にも通じる所があると私は思っています。
この点は、私の古事記解釈の所で新めてご説明いたします。