雑学(11)無欲っていくら?
日常では味わえない喜びを人は無常の喜びなどと言います。
又、「人生は無常だ!神様はどこを見ているのだ。」
などと言って嘆く人。
なんだか人生がつまらない。
生き方が裕福になってきたら、生きている実感が減ると言う人。
山や谷を乗り越えてこそ人生なのだ。
それで、喜びも多くなる、と言う人もいます。
これも人が生きているからこそ味わえるものです。
一日一日を平凡でもいいから大切に生きる事。
人は、何かを欲したり、誰かを好きになったりすると
そこに欲が生まれ、そこには執着や妬みが生じます。
だから、無欲で生きることが大事なのです。
人に対して何か助けたい一心だったり
自分の生きるための目標であったり、
損得を望まない無欲の欲望の場合
そこには、執着や妬みなどの災いは発生しないと私は思います。
昔から以下のような格言があります。
貯めて十両、儲けて百両、見切って千両、無欲万両
無欲で過ごしたいものですね!