雑学(19)知的誠実性(その3)

2022年7月 山上容疑者による安部旧首相の銃撃事件が起きて
私は、最初 何が何だかわかりませんでした。
「何でそんな事件が今起こるの?」と、その時は思いました。
しかし、時が経つにつれて色々な事が明るみに出てきました。
そして、安部旧首相と旧統一教会の根深い問題が明るみになってきました。
①国会議員との関係
②日韓トンネル問題
③信者の旧統一教会への多額な寄付金問題
④信者の二世問題

やはり、この事件は起こるべきして起こったなと思いました。

それと共に思い起こされるのは、安部旧首相の以前の問題
①森友学園を巡る改竄問題
②加計学園問題
③桜を見る会問題
などである。
このことがすべて闇に葬られてしまいそうな中での事件でした。

何事も原因があって結果があります。
結果だけ、はっきりしていて原因の追究が十分ではないように思います。

今回の山上容疑者の行った行為は、
本来 絶対に許されることではない事は確かですが、
少し理解できる所もある。
それでだろうか、結果として山上容疑者に色々な人が
お金100万円や服、食べ物など、かなりの差し入れした物が
あるそうです。

昨今 児童虐待問題も大きなニュースになっています。
①自分や配偶者の子供への体罰
②保育士による託児所の子供への虐待
などです。
これらの事件も絶対に許されることではありません。
しかし、その事件を起こした容疑者の状況(環境であったり
生い立ちなど)を調査する必要があると思います。
又、このような事件は氷山の一角で、事件にならない事象が
まだまだあると思います。
そこには、今の日本現代の奥深い問題点が潜んでいるようにも思います。

旧統一教会問題も児童虐待問題も、一朝一夕ではいかないと思いますが、
それが今後、日本全体として取組む日本社会の問題の一つだと私は思います。
又、どこまで、知的誠実性が現われてくるか、私は見守っていきたい。