雑学(31)親の教えについて

私たちが、今生きているのは、両親がいて、祖父母はいて、
又、もっと昔のご先祖様がいたから、今私たちはいるのです。
「親のいう事は守りなさい。そして、親孝行しなさい。」と、
昔から言い伝えられている事です。
「親の意見と茄子の花は、千に一つも間違いなし」
又、親ではないが、「温故知新」という言葉もあります。
私は、これを少し変えて、「温故、知意、知新」と言っています。
意味は、「故きをたずねて、その意味を知って、新しきを知る」という事です。

ビスマルクの言葉で、
「愚者は、自分の経験に学び、
賢者は、歴史に学ぶ」という言葉があります。
この場合の歴史とは、学校の授業で学ぶ学問としての歴史だけでなく
もっと幅広い意味の他者の経験を学ぶという事。
それによって、より良い判断ができるという事です。

マルクスの言葉で、
「歴史は繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は笑劇として。」
という言葉もあります。
昔から色々な歴史を見てみると、やはり独裁者は
いづれ滅びていくことが多い。特に大国になればなるほど。
要は国民の為でなく、自分の権力維持の為の場合は、いづれは滅びる。
それは、人類の過去の歴史が物語っていると私は思います。