雑学(36)人生の坂道について

人生の中には色々な坂道があります。
上り坂、下り坂、そして、一番思いがけない真坂(まさか)である。
まさかは、真逆とも書きます。
この「まさか」は、上り坂から下り坂へ変わる時、又、
その逆の時に生じます。
それは、自分の想定外の事が多いです。
これによって、その人の人生が色々変化を生じます。
その事は、人生にとって大波か?中波か?は、自分では、
わからないが、後で思い返してみると、分かることが多い。
しかし、それらは、その時、その瞬間は、誰もが必死で
考え行動している為、中々冷静な判断ができないのが常だと思います。
「後悔、先に立たず」というように、
(あの時、あーすれば良かった。こうすれば良かった。)と思うが、
後の祭りというもの。
しかし、そうならない為の私の思いがあります。
なかなかできないかもしれませんが。
少しでもいいから、一度立ち止まって考えてみる。
そして、又、歩き出す。
又、その時、その瞬間は、その人の人間性がでると思うので、
バカと言われてもいいから、自分が正しいと思う行動を取る。
その為に、常日ごろから、自分の人間性を作っていく、整えていく
心構えが大事であると私は思います。
それは、単純な事かもしれませんが、できるようになるには、
少し、時間がかかるかもしれません。
1,人に自分にウソをつかない。
2,人を物を大切にする。
3,人(友人、親兄弟、他人など幅広く)に優しく、自分に厳しく。
そうゆう心がけで物事判断していれば、
大難は中難、中難は小難、小難は無難になっていくと思います。
落語に出てくる言葉で、
「藪から棒に」という言葉があります。
藪は竹藪のこと。
今では、竹藪と言っても、昔のような大きな竹藪はなくなってきましたが、
人が竹藪の中の道を歩いている時に、道の横から棒が、グーと出てくる事を
言っています。
つまり、竹藪から棒=木が出てくることはありえないのに出てきた。
本来、ありえない事のたとえです。
これも「まさか」でしょうね。
人生、常に何が起こるわかりません。
今、テレビの中の事件が、すぐ隣で起こる事は、日常茶飯事になって
きています。
私たちは、この「まさか」の為に、常に、
自分の人間性を整えていく努力をしましょう!