8:自転車事故(後半)
一は、自転車を起こし、痛い体で、自転車を押し
とぼとぼと家に帰り、
家に帰って、母に自転車で転んだことを話しました。
母は、
「明日になっても、まだ胸が痛いなら、
お医者さんに行こうか。」
と、言ってくれました。
一は、
「うん。」
と言うのが精一杯でした。
一は、その夜は、胸の痛みを感じながら
今日の不思議な出来事は何だったんだろうと
思いながら寝ました。
次の朝、やはり胸が痛い。
体全体に痛いが、特に、息をすると痛かった。
母とすぐ医者に行くと、
医者の先生は、
「かなり激しく転んだなー。
体全体、打撲しているぞ。
それと、あばら骨にひびが入っているな。
暫く学校休んで、安静にしていなさい。」
と言われた。
そうして、一は、暫く学校を休むことになりました。
一は、最初の一週間は、やはり胸が痛く、
息をするとさらに痛みが増すのでした。
家から一歩も出られず、ずっと閉じこもっていました。
二週目に入ると、徐々に回復し、
息をしても、前ほどの痛みはなくなり、
大分動けるようになりました。
でも、大事を取って、学校は休みました。
しかし、次の習字教室には出ようと思っていました。