雑学(3)「五分で上」とは?

武田信玄の言葉
凡そ軍勝は、五分で上となし、七分で中となし
十分をもって下となす。

その理由は、五分は励みを生じ、七分は怠りを生じ
十分は驕りを生ずる。
たとえ、戦で十分の勝ちを得たとしてもそこに驕りが生ずれば、
次は必ず敗れるものであるという事。

すべて戦に限らず、この世の中の事、この心がけ肝要であるという事。
慢心の異心が最大の敵という事です。

私は、今回のホームページタイトルである
「日本人の忘れかけている素晴らしい文化について」
作成の段階で、何とか完璧を目指しながらも、
心の中では、「いやいや、まだ足らないことがあるかもしれないけど、
今の私の段階でできる所まで書こう」と思いながら作成していました。

「五分でよしとして又何か気づいたら訂正すればいいや」
ぐらいの気持ちで作成していました。