雑学(10)「日常・非日常」について

私たちは、普段忙しく過ごしている毎日を日常と思い、
ふと、もう少し自分の時間が出来たら、あんなことしたい
こんなことしたい、どこどこへ行って楽しみたいと
思うことがあると思います。
それは夢かもしれませんが!
それを非日常と思っていませんか?

休暇も事前に予定立てていれば、いいのですが、
しかし、急に予定していない休暇など自由な時間が出来ると
さて、何をやろうか? と ボーと過ごしてしまい
時間だけが過ぎて、又 忙しい毎日がやってくる。
あーもう少しあれをやっておけばよかった、
ア、これをやっておけばよかったなど、
悔やんで、又、毎日の仕事を始める。

人は、これを日常だと思っています。
仕事=職を変わるのは、日常の範囲です。
自分では、どうしても変えられないこと、
例えば、交通事故で足を骨折するとか、
家庭の事情で仕事をやめなければならなくなった。
寿退社によって、家庭に入ることもそうです。
そうすると、今まで自分が毎日行っていたパターン・行動が
一変してしまいます。
足を骨折していなければ、入院・通院の必要もなく
今までどうり、普通に電車に乗って歩いて仕事などできた。
女性が結婚によって、家庭に入り、今までにない自由な時間が
出来る。
それが非日常と思っていませんか?
これもみな私たちが生きているからこそ発生する事なのです。
当たり前の事なのです。
これもすべて日常の範囲なのです。

この当たり前の事を人は忘れてしまう。
それを忘れない為に、一日一度でいいから
いや、一週間に一度でもいいから、
一度 立ち止まって心を落ち着かせ
省みる時間を作る。
そして、自分を見つめなおすことができる人は、
非日常も日常として、生きられるかと思います。

本当の非日常とは、時間の経過によって
又、依然と同じ生活環境に戻れる場合(=日常)の事。
例えば、ハワイ旅行に行って、全く違った場所で
楽しい時間を過ごし、又、日本に戻ってきて、
今までと同じような生活を過ごすことができる場合と、
私は思います。