雑学(20)言葉・地名の語源(その1)

今、日本にある文字、言葉について調べていくと
常に、中東地域に辿りついていく。
言葉は、最初は何かを口で発していました。
例えば、手、足、食べるなどの文字がない時
その言葉が何を意味しているか?口伝えで語り・継承していった。

その後、文字が発明され、それに言葉を当てはめていった。
例えば、日本では、邪馬台国時代では、まだ日本には
話す言葉はあったが、文字はなかった。
弥生時代の末期、紀元600年頃、遣隋使が中国に渡って、
中国文字(漢文)というものを見て、
又、中国の色々な文化に接し、自国の文化との違いを痛感した。
それから、仏教を中心に日本に持ち込んできた。
それを、日本でも読めるようにと、カタカナ文字を作り
カタカナをふった。
よくある仏教のお経の横に、みんなが読めるようにと
ふったあのカタカナです。

山上憶良の歌
神代より言い伝え来(け)らく よらみつ 
大和の国は 皇神(すめかみ)の
厳(いつく)しき国
言霊(ことだま)の幸(さき)はふ国は
語り継ぎ、言い継がけり

意味は、
「日本は遠い過去からずーと言霊(ことだま)の国である」
になります。

次回からは色々な言葉・地名の語源について
少し触れていきたいと思います。