雑学(34)高速道路のトンネルについて

私たちが何気なく走っている高速道路のトンネルについてですが、
一つの法則、取り決めがあります。

電車や新幹線は駅と駅を繋ぐとき、最短距離で行けるように
トンネルを作る際は、真直ぐに作ります。
その方が、工事費も安くなります。
当然、その為の橋脚は発生します。
しかし、高速道路もそう考えれば同じように作られていると
思われますが、実は違います。
皆さん、思い描いてください。
高速道路のトンネルには、必ずどちらかが入口で、
どちらかが出口になりますが、
その入口と出口を繋げると真直ぐになっていないのです。
例えば、トンネルを出る時を考えましょう。
トンネルの出口が近づいてくると、必ず左右どちらかに
大きく緩やかに曲がっているはずです。
逆の入口もそうなっているはずです。
これは、私たちが自動車を高速道路を高速で走っている為、
トンネルを出る時、私たちが少しでも車の速度を
減速するようにする為です。
又、冬場だと、トンネルを出た瞬間に道路が滑りやすく
なっている事もあるので、そういったことも含め、
そういった構造になっているのです。
但し、短いトンネルが続く場合は、そうなってい場合があります。
しかし、その場合は、例えば、3つのトンネルが続いてある場合、
第一、第二、第三トンネルとして、3つのトンネルを一つとして
考えられて作られているからだと思います。