11.8 文字の発明

約8000前頃 ユーフラテス川の下流辺りのウルという場所で文字は作られた。
ウル人が発明した楔形ウル文字である。
それから、約7000年前頃 ウル文化からシュメール人の都市国家が
生み出されてきた。
文字や、色々な文化は ウル人が生み出した文字、文化は、高度でしたので
ウル文字を基本に、シュメール人によりシュメール文字として引き継がれ
発達していった。
又、エジプト文明は、ナイル川を中心に発達した文明です。
しかし、先史時代から歴史時代に移るに際して、文字・文化・建築の上では
当時の先進地方メソポタミアから、大きく影響を受けていた。
約7000年前頃、ナイル川の上・下エジプトに二国家が成立していた。
それ以降、色々な国家が興亡を繰り返していった。
エジプト文化の生まれる基盤は、メソポタミア文化とナイル川の恵みから
生まれた。
ナイル川の恵みには、川の増水、氾濫、渇水も当然である。
又、エジプト人は、動植物、自然現象を非常に重要視した。
そこから、神聖文字(ヒエログリフ)も生まれてきた。
又、このナイル川流域の国は、地理的にほぼ孤立していた。
北は地中海、南はキャラクト(大きな滝)に遮られ、東西は地質時代に
形成された 石灰岩の段丘とこれに続く砂漠が天然の城砦になっていた。
従って、その中に強固な統一国家がある限り外的の侵入は困難で、
興亡を繰り返したメソポタミア地域に比べると、はるかに平和を享受できた
のでした。